進化合成モンスターは進化するためにあるもの。
だが、虹の番人だけは違う。
序盤はパーティーの中心になり、中盤以降もそのずば抜けたHPの高さが重宝される稀有な進化合成モンスター。
僕はたまたま友情ガチャで手に入れたので、特に火曜日の虹の番人ダンジョンに挑戦するつもりもなかった。
だって、超強いんだもん!
でも最近、回復やら半減やらのリーダースキルを持つモンスターが充実してきたのでそろそろイケるのではないかと思ってきた。
虹の番人のステータスを見ると、攻撃力5ターン22200ダメージ。
「アホかwww」
とか思ったが、5ターンもあれば「根性」もしくは「ド根性」スキルと回復で乗り切れるかもしれない。
そういう訳で、意を決して虹の番人超級ダンジョンに挑戦してみた。
でだ。
うちのパーティーには根性系のスキルを持つモンスターはいなかった。
フレンドにそれを求めようにも、今日ログインしていないのかリーダーを変えたのかやはり見つからなかった。
どうしようか考えていると、「冥界神・インフェルノハーデス」を持つフレンドが目に飛び込んできた。
今日、究極進化で解禁されたばかりの☆×7のモンスターだ。
リーダースキルは「闇属性攻撃を6割減」という凶悪スキル!
うちの闇半減と合わせれば、闇属性の虹の番人の攻撃は8割カットされる。
「これで行くっきゃないっしょ!」
でだ。
「ジーザス…」
光の番人か闇の番人が出てくる4Fで悪い方を引いてしまった。
光の番人の攻撃力は12764。
うちのパーティーのHPは10488。
「Oops…」
初めての虹の番人超級は、ボスにたどり着けずに終わった。
敗因をあげるなら、「冥界神・インフェルノハーデス」に浮かれて光の番人が出てくることが頭から抜け落ちてしまったこと。
次はもっと冷静な状態で臨みたいものだ。