ガンホーの森下社長がブルームバーグのインタビューに「任天堂超える売り上げ目指す」と語った。
任天堂超える売り上げ目指す
森下社長は「ガンホーがやっているのだから面白いのだろうと思ってもらえるといい。その結果が売り上げにつながっていく」と述べた。
任天堂を上回る時期については「自分が引退するまでに」として、長期的な目標であると説明した。
―中略―
森下社長は、収益拡大に向けた「戦略は面白いゲームを作ること。馬鹿げているかもしれないが、極めて本質的だ」と述べた。
制作者を増やし会社の規模を大きくすることは、ゲーム制作も監督する森下社長の能力を超えるとして否定的な見解を示した。
謙虚さと誠実さ
森下社長や山本プロデューサーのインタビュー記事は多くあるが、成功の秘訣について聞かれても二人とも「運です」としか答えていない。
社会現象と呼ばれるヒット作を生み出しても一貫して謙虚だ。
この姿勢がパズドラ運営にも「詫び石」という形で現れている。
山本Pはポカポカ運営の秘訣について「素直に謝るといったことも重要(状況の開示と詫び石)」と誠実なゲーム運営について語っている。
(ソース:TGS 2012ゲームビジネスセッション)
今回のブルームバーグのインタビューでも、「会社の規模を大きくすることは自分の能力を超える」「任天堂超えは自分が引退するまでの長期的目標にしている」と堅実な経営を心がけている事を語った森下社長。
時価総額1兆円を超える企業に成長しても、足元を見失わないトップがいるガンホー。
第二、第三のパズドラを産み出し、任天堂超えを達成する日を期待しています。