ジャンプ元編集長の鳥嶋和彦と作家のいとうせいこうの対談でパズドラに触れる場面があった
★類似ゲームが『パズドラ』に勝てない決定的な理由
鳥嶋: 『パズドラ』(パズル&ドラゴンズ)っていうSNSゲームがあるでしょ。今も人気ベスト5に入っている、売れるゲームなんですよね。でも僕が思うに、ゲーム自体は大して面白くないんですよ(笑)。
いとう: そうなんですか、あれ。
鳥嶋: 色をそろえて消していけばいい、よくあるゲームですから。
いとう: まあ確かに。「よくある」という意味では、ということですね。
鳥嶋: 実は開発した人に、聞いたことがあるんですよ。「なんでパズドラだけ、こんなに売れるの?」って。そうしたら「鳥嶋さん、僕は指で画面をなぞると、どう気持ちがいいかっていうことを、徹底的に研究したんです」と教えてくれました。
「だから類似のゲームが出てきても、この気持ちよさの手触り感は、出せないはずなんです」と。
いとう: そっちに理由があったんですね。目じゃなかったんだ。
鳥嶋: それで僕はハッとさせられました。「この開発者は大した人だな」と思ったんです。人間の行動原理、消費者の根源的な欲求に基づいて、ゲームを発想している。だから類似したゲームタイトルが出てきても、なかなか超えられないのかと思いました。

開発した人=山本P(もしくは森下社長の可能性も)
敏腕Pは指で画面をなぞるとどう気持ちがいいかっていうことを徹底的に研究したとのこと
敏腕Pは指で画面をなぞるとどう気持ちがいいかっていうことを徹底的に研究したとのこと

消費者の欲求に沿っているからこそ、リリース13年経ってもまだ売上上位にいる
納得ですねえ
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